Windows10(64bit)でMDコンポCMT-M333NT・ MDウオークマンMZ-N920(N910)に対応するNetMDのSONYのソフト
X‐アプリのNetMD用のドライバーは、64bit対応されていません。
これら対応の記事は多々発表されていますが、2019年9月にWindows10(64bit)のVersion1903へのupdate後、インストールしてあったX‐アプリの64bit版NetMD用のドライバが作動しなくなり、以前インストールして正常に作動していた64bit対応のNetMDダライバーを再インストールしようとしたのですが、手順を鮮明に思い出せず手こずりました。また最近Version1909がリリースされupdateしたら、Version1903
update後の様なトラブルが発生が予想され、即対応が出来る様にと思いこの問題を解決する方法を全てまとめてみました。(備忘録)
【参考】
X‐アプリでのNetMDはWindows7(32bit)まででWindows10(64bit)は対象外となっています。ところがNetMDを使用しなければX‐アプリはWindows10(64bit)でも、何ら問題無く正常に動作します。そこで、任意の OS が実行可能な “ 仮想 PC ” を作成することができる
Oracle VM VirtualBox をインストール後、Windows10(32bit)をインストールし、X‐アプリをインストールし実行してみたところ、NetMDは重い動作ながら問題なく使用出来ました。 この場合ここのHPの記述の実施は不必要となります。
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1.X-アプリを入手し、インストールします。
.X-アプリの配布は終了しているのでここの x-APPLICATION_S_V6004.exe を DL し、PCにインストールします。 
2..64bit版のNet MDドライバーを入手し、下記を参考に構築します。
http://archivisiondirectory.blogspot.jp/2010/10/64-bit-driver-for-sony-netmd-net-md-and.html
ドライバーDL先:http://users.telenet.be/archivision/NETMDRH1%20Windows%207%2064%20Bit.zip
上記がリンク切れ等していた場合は、ここをクリックして NETMDRH1 Windows 7 64 Bit.zip をDLし解凍ます。
DL・解凍した「NETMDRH1 Windows 7 64 Bit」を C:\Program Files(x86)\Sony\ に貼り付けます。

NETMDRH1 Windows7 64bitフォルダ内のファイルNETMDRH1ファイルを開き編集をするにあたり、その前にCMT-M333NTのハードウェアIDを確認します。
ハードウェアIDを確認するには、まずPCとCMT-M333NTを繋がないと出来ません。
PCとUSBケーブルの接続を行い、CMT-M333NTをNet MDモードにします。
モード切り替えは、CMT-M333NTのNET MDボタンを押します。
すると、ディスプレイにNet MDの表示がでます。
次にWindows10のデバイスマネージャーを開きます。
下のデバイスマネージャーは正常な状態の物ですが 「Net MD」は マークが付いて表示されます。

Net MDのプロパティを開き詳細 > プロパティ(P) > ハードウェア IDを開きます。

ハードウェアIDがVID_054C&PID_00E7であることが分かります。
NETMDRH1 Windows7 64bitフォルダ内のファイル。
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MDウォークマンMZ-N920やMZ-N910は、NETMDRH1.infに既に登録してあるので、この作業は必要ありません。
NETMDRH1 Windows7 64bitフォルダ内のNETMDRH1.infファイルの記述。(追加)と書いてある行を追加して下さい。
; Sony Net MD
; Copyright 2010 Sony Corporation
[Version]
Signature="$WINDOWS NT$"
Class=USB
ClassGUID={36FC9E60-C465-11CF-8056-444553540000}
;CatalogFile=NETMD760.cat
CatalogFile.NT=NETMD760.cat
Provider=%NETMDUSB.Provider%
DriverVer=05/27/2010,1.4.00.05270
[ControlFlags]
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_0075 ; MZ-N1
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_0084 ; MZ-N505
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_0085 ; MZ-S1
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_0086 ; MZ-N707
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_00C6 ; MZ-N10
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_00C7 ; MZ-N910
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_00C8 ; MZ-NF810/N710
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_00C9 ; MZ-NF610/N510
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_00CA ; MZ-NE410
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_00EB ; MZ-NE910/NE810
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_0101 ; LAM-10
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_0113 ; AM-NX1
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_017E ; MZ-NH1
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_0180 ; MZ-NH3D
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_0182 ; MZ-NH900
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_0184 ; MZ-NH800/NH700
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_0186 ; MZ-NH600/NH600D
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_0188 ; MZ-N920
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_01E9 ; MZ-DH10P
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_0219 ; MZ-RH10
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_021B ; MZ-RH910
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_0286 ; MZ-RH1
ExcludeFromSelect=USB\VID_054C&PID_00E7 ; CMT-M333NT (追加)
[Manufacturer]
%NETMDUSB.Manufacturer%=Sony,NTAMD64
; For Win2K and later
[Sony]
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0075 ; MZ-N1
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0084 ; MZ-N505
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0085 ; MZ-S1
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0086 ; MZ-N707
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00C6 ; MZ-N10
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00C7 ; MZ-N910
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00C8 ; MZ-NF810/N710
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00C9 ; MZ-NF610/N510
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00CA ; MZ-NE410
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00EB ; MZ-NE910/NE810
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0101 ; LAM-10
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0113 ; AM-NX1
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_017E ; MZ-NH1
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0180 ; MZ-NH3D
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0182 ; MZ-NH900
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0184 ; MZ-NH800/NH700
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0186 ; MZ-NH600/NH600D
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0188 ; MZ-N920
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_01E9 ; MZ-DH10P
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0219 ; MZ-RH10
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_021B ; MZ-RH910
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0286 ; MZ-RH1
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00E7 ; CMT-M333NT
(追加)
; For Vista 64 and Win 7 64
[Sony.NTAMD64]
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00C7 ; MZ-N910
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0075 ; MZ-N1
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0084 ; MZ-N505
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0085 ; MZ-S1
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0086 ; MZ-N707
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00C6 ; MZ-N10
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00C7 ; MZ-N910
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00C8 ; MZ-NF810/N710
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00C9 ; MZ-NF610/N510
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00CA ; MZ-NE410
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00EB ; MZ-NE910/NE810
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0101 ; LAM-10
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0113 ; AM-NX1
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_017E ; MZ-NH1
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0180 ; MZ-NH3D
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0182 ; MZ-NH900
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0184 ; MZ-NH800/NH700
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0186 ; MZ-NH600/NH600D
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0188 ; MZ-N920
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_01E9 ; MZ-DH10P
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0219 ; MZ-RH10
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_021B ; MZ-RH910
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_0286 ; MZ-RH1
%NETMDUSB.DeviceDesc%=NETMDUSB.Dev, USB\VID_054C&PID_00E7 ; CMT-M333NT
(追加)
[SourceDisksNames]
1=%NETMDUSB.DriverDiskName%,,,
[SourceDisksFiles]
NETMD760.sys=1
[DestinationDirs]
DefaultDestDir = 10,System32\Drivers
NETMDUSB.CopyFiles = 10,System32\Drivers
[NETMDUSB.Dev.NT]
CopyFiles=NETMDUSB.CopyFiles
AddReg=NETMDUSB.AddReg
[NETMDUSB.Dev.NT.Services]
AddService = NETMD760, 0x00000002, NETMDUSB.AddService
[NETMDUSB.AddService]
DisplayName = %NETMDUSB.DeviceDesc%
ServiceType = 1 ; SERVICE_KERNEL_DRIVER
StartType = 3 ; SERVICE_DEMAND_START
ErrorControl = 1 ; SERVICE_ERROR_NORMAL
ServiceBinary = %10%\System32\Drivers\NETMD760.sys
[NETMDUSB.AddReg]
HKLM,%NETMDUSB.DriverGUID%,,0x00000010,
HKLM,%NETMDUSB.DriverGUID%,"Name",,"Net MD Driver"
HKLM,%NETMDUSB.DriverGUID%,"Version",,"1.4.00.05270"
[NETMDUSB.CopyFiles]
NETMD760.sys
;---------------------------------------------------------------;
[Strings]
NETMDUSB.Provider = "Sony Corporation"
NETMDUSB.Manufacturer = "Sony Corporation"
NETMDUSB.DeviceDesc = "Net MD"
NETMDUSB.DriverDiskName = "Net MD Installation Disk"
NETMDUSB.DriverGUID = "SOFTWARE\Wow6432Node\Sony Corporation\Net MD\{12042ff7-8d00-4384-9a25-638918b94950}"
デバイスマネージャーで確認。
この3行追加したinfファイルを用いてNet MDドライバをインストールします。
注意しなければならない点は、infファイルを書き換えているので改ざんされたドライバだと認識されます。
UEFIのセキュアブートをOFFにして、テストモードに入り署名なしドライバをインストールできる状態でないとインストールされません。
Windows10に「署名なしドライバ」をインストールする方法
*UEFI のセキュアブートを無効にする
Windows10をGPTインストールしている場合、セキュアブートの無効化が必要です。
例.mouse LM-iH800SN(インテル® Z370 チップセット)の場合、次の手順でセキュアブートの無効化を行います。
これらは、PCのBIOSが各々異なりますので各自調べて下さい。
1. パソコンの電源を入れ、「 Delete 」 キーを断続的に押します。
しばらくすると BIOS設定画面が表示されます。

2.Advanced を選択します。

3.Windows OS Configuration を選択します。

4.Secure Boot を選択します。

5.Secure Boot Support を選択します。

6.Disabled を選択します。

7.Secure Boot Support が [Disabled] となったのを確認します。

8.F11を押しBIOSの変更を保存・終了し、PCを起動します。
次にキーボードのWinボタン+Rを押し、[ファイル名を指定して実行]を開き、[名前] 欄に「msinfo32」と
入力しOKをクリックします。

セキュアブートで起動しているかどうかは、「システムの要約」に表示されます。

*ドライバー署名の強制」の無効化
「起動オプションの選択画面」を開くための手順です。
1.スタートメニューを左クリックし、ウインドウの歯車アイコン(設定)を左クリックします。、

「設定」画面が開いたら「更新とセキュリティ」を選択します

設定画面が開いたら、「回復」タブを選択します

「PCの起動をカスタマイズする」から、「今すぐ再起動する」を押します。
「オプションの選択」が出た後の操作手順
PC再起動後に「オプションの選択」画面が出ます。
オプションの選択画面が出るのでトラブルシューティングを選ぶ。
「トラブルシューティング」を選択します
次に「トラブルシューティング」画面が出ます。
トラブルシューティング詳細オプションを選びます。
詳細オプションスタートアップの設定を選びます。

スタートアップ設定

ここでは、スタートアップ設定の変更は出来ません。
「再起動」を選択します。再起動します。
再起動後にもう一度「スタートアップ設定」が表示されます。
PC再起動後の「スタートアップ設定」画面
ドライバ署名の強制を無効化したい場合はキーボードの「7」を押します。
これで「ドライバ署名の強制を無効化した状態」でPCを起動できます。
· もう一度PCを再起動すると「ドライバ署名の強制無効化」は解除されます。
· 再起動を繰り返す必要がある場合、その度にドライバ署名の強制を無効化する必要があります。
上記の手順を実行すれば、未署名ドライバのインストールが可能な状態になっています。
*デバイスドライバーの導入
*Net MD デバイスドライバーのインストール作業方法

(上図デバイスマネージャーは正常時のもの)
1).スタートボタン(右クリック)⇒デバイスマネージャーをクリックしてみると、Net-MDは表示されるが、未だ64bit対応ドライバーがインストールされていないので マークが表示されています。
Net MD を右クリックし、「ドライバーソフトウェアの更新」を行います。

2).ドライバーソフトウェアの更新作業は、
「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」を選んでください。
3).その場所は、Cドライブの
C:\Program Files (x86)\Sony\NETMDRH1 Windows 10 64 Bit の中にありますから
「サブフォルダーの中も検索する」を選びます。
4).インストールの途中で下図のような画面が出ますが、「このドライバーソフトウェアをインストールします」を選択可能な状態になっているはずです。
あとはとりつけたいデバイスのドライバー導入手順に従えばOKです。
下側に表示のある、「このドライバーソフトウェアをインストールします」を選んでクリックします。

5).ドライバーソフトウェアが正常に更新されたと表示されます。

Net MDに付いていた マークが消えているのが確認できます。

9.再起動します。(ドライバー署名無効状態も解除されます)
以上で終了です。
これでWindows10(64bit)でMDコンポCMT-M333NT・ MDウオークマンMZ-N920(N910)に対応するNetMDのSONYのソフト
X‐アプリは正常に使用できます。
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